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【2025】第72回 津花火大会(三重県津市)
第72回 津花火大会とは 第72回 津花火大会は、三重県津市で開催される花火大会で、大正時代に始まった歴史ある花火大会です。 約5,000発以上の花火が打ち上げられ、虹色の配色の花火や疾走する船2隻か ...
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はじめに:津花火大会とは?その歴史と見どころ
三重県津市の夏の夜空を鮮やかに彩る「津花火大会」。
大正時代にはじまったとされる歴史ある花火大会で、伊勢湾を舞台に繰り広げられる光と音の祭典として、地元市民はもちろん多くの観光客に愛され続けています。
まずは、そんな津花火大会の基本情報をチェックしていきましょう。
海上から打ち上がる!津花火大会の見どころ
津花火大会の最大の特徴は、なんといっても「海上打ち上げ」であることです。
沖合に浮かべた台船から花火を打ち上げるため、陸上の花火大会とは異なり、視界を遮るものが基本的にありません。
どこまでも広がる夜空と、穏やかな伊勢湾の海面の両方に映る花火は、幻想的で息をのむほどの美しさです。
プログラムも多彩で、オープニングから観客の心を掴む高速連射のスターマインや、フィナーレを飾る豪華絢爛な演出が見どころです。
市民のメッセージと共に打ち上げられる「メッセージ花火」も、地域に根ざした津花火大会ならではの温かいプログラムです。
2025年の開催概要(日程・時間・打ち上げ場所)
2025年の開催概要は以下の通りです。
- 開催日:2025年7月26日(土)
- 開催時間:20:00~21:00
- 打ち上げ場所:津市阿漕浦海岸
- 打ち上げ数:約5,000発以上
- 荒天の場合:翌日7月27日(日)に延期(最長7月28日まで延期)
【定番&穴場スポット】津花火大会の観覧場所
津花火大会をどこで見るかによって、その体験は大きく変わります。
迫力を最優先するのか、快適さを重視するのか、あなたにぴったりの観覧スタイルを見つけましょう。
ここでは、多くの人が集まる定番スポットを紹介します。
1.阿漕ヶ浦(あこぎがうら)海岸|迫力満点のメイン会場
音と光の振動を全身で感じたいなら、ここしかありません!
打ち上げ場所の正面に位置する「阿漕ヶ浦海岸」は、津花火大会のメイン会場です。
打ち上げ場所から近いため、花火が開く音がお腹に響き、夜空を埋め尽くすほどのスケール感を味わえます。
屋台などもこのエリアに集中するため、まさにお祭り気分を存分に楽しみたい方に最適です。
ただし、最も人気のある場所なので、激しい混雑は必至。
良い場所を確保するには、かなり早い時間からの場所取りが必要です。
2.御殿場(ごてんば)海岸|広い砂浜でゆったり鑑賞
家族連れやグループで、少し落ち着いて見たい方におすすめ。
阿漕ヶ浦海岸の南側に広がる「御殿場海岸」も、人気の観覧スポットです。
こちらは阿漕ヶ浦に比べて砂浜が広く、潮干狩りや海水浴場としても知られているため、比較的スペースに余裕があります。
レジャーシートを広げて、寝そべりながらゆったりと花火を鑑賞するのに向いています。
迫力は十分でありながらも、メイン会場の喧騒から少しだけ離れたい、というファミリー層やグループに特に人気です。
【混雑回避】無料で楽しめる穴場観覧スポット4選
「メイン会場の混雑は苦手だけど、花火はしっかり楽しみたい!」
そんなわがままな願いを叶えてくれる、比較的落ち着いて鑑賞できる無料の穴場スポットを紹介します。
定番スポットとは一味違った魅力がありますよ。
1.津ヨットハーバー|打ち上げ場所に近く迫力あり
メイン会場のすぐ隣!迫力と見やすさを両立した優良スポット。
阿漕ヶ浦海岸のすぐ北側に位置する「津ヨットハーバー」周辺は、打ち上げ場所から近いため花火の迫力を損なうことなく、メイン会場よりは混雑を避けて鑑賞できる人気の穴場です。
停泊しているヨットのマストと花火が織りなす風景は、他にはない美しさ。
ただし、知る人ぞ知る人気スポットなので、こちらも早めの到着がおすすめです。
2.香良洲(からす)海岸|少し離れて全体を見渡せる
静かに、ゆったりと花火を楽しみたいなら最高の選択肢。
会場から南へ少し距離がある「香良洲海岸」は、人混みを避けて静かに花火を楽しみたい方に最適な穴場です。
会場から距離があるため花火は少し小さく見えますが、その分、津の街の夜景と花火の全体像を落ち着いて眺めることができます。
家族で周りを気にせずのんびりしたい場合におすすめの穴場スポットです。
3.マリーナ河芸|ロマンチックな雰囲気で鑑賞
ドライブデートの締めくくりにも。少し大人の花火鑑賞。
「マリーナ河芸」周辺からも、遠くに津の花火を望むことができます。
花火の大きさや音の迫力は望めませんが、マリーナならではのお洒落でロマンチックな雰囲気の中で、遠景の花火を楽しむという贅沢な時間を過ごせます。
混雑とはほぼ無縁の場所で、特別な時間を過ごしたいカップルにおすすめです。
4.津なぎさまち|空港連絡船乗り場からの開放的な眺め
アクセスのしやすさと見晴らしの良さが魅力。
中部国際空港への連絡船が発着する「津なぎさまち」の周辺も、海に面した開放的な穴場スポットです。
御殿場海岸の南側に位置し、視界を遮るものなく美しい海上花火を鑑賞できます。
穴場の場所取りは何時から?知っておきたい注意点
津花火大会を快適に楽しむためには、場所取りのタイミングとマナーがとても大切です。
事前に準備を整えて、気持ちよく当日を迎えましょう。
人気スポット(穴場スポット)の場所取り開始時間の目安
場所取りを始める時間は、選ぶスポットによって大きく変わります。
- 阿漕ヶ浦・御殿場海岸(メイン会場):最も混雑するエリアです。最前列や良い場所を確保したいなら、お昼過ぎ~15時頃には行動を開始するのが理想です。遅くとも16時~17時には、めぼしい場所はほとんど埋まってしまいます。
- 津ヨットハーバーなど人気の穴場:こちらも年々人気が高まっています。17時頃までには到着しておくと、比較的余裕を持って場所を選べるでしょう。
どの場所でも、交通規制が始まる前に到着し、場所を確保するのが渋滞を避けるコツです。
鑑賞時のマナーと便利な持ち物リスト
誰もが気持ちよく花火を楽しむために、以下のマナーを守りましょう。
- ゴミは必ず持ち帰る:自分たちが出したゴミは、必ずゴミ袋にまとめて持ち帰りましょう。
- 過度な場所取りはしない:必要以上に広いスペースを確保するのはやめましょう。譲り合いの気持ちが大切です。
- 喫煙は指定の場所で:砂浜でのタバコのポイ捨ては厳禁です。喫煙は決められた場所でお願いします。
また、以下の持ち物があると、長時間の場所取りや鑑賞が快適になります。
- レジャーシート:人数より少し大きめが便利。
- 飲食物とクーラーボックス:夏の夜でも水分補給は必須です。
- 虫除けスプレー:海岸沿いの夕暮れ時は虫が多くなります。
- 羽織るもの:夜は海風で冷えることがあるため、一枚あると安心です。
- 懐中電灯やスマホのライト:終了後、暗い中での片付けや忘れ物チェックに役立ちます。
- ゴミ袋:ゴミ持ち帰り用の必需品です。
- モバイルバッテリー:連絡や写真撮影でスマートフォンの電池は意外と消耗します。
津花火大会に関するよくある質問(Q&A)
初めて津花火大会へお出かけになる方のために、よくある疑問点をQ&A形式でまとめました。
不安な点を解消して、当日を迎えましょう。
雨天の場合は中止?順延?
Q: もし津花火大会当日に雨が降ったら、どうなりますか?
A: 津花火大会は、小雨の場合は決行されます。
ただし、強風や大雨といった、花火の打ち上げが危険と判断される荒天の場合は、翌日に順延(最長7月28日(月)まで順延)となります。
当日の天気が心配な場合は、津市観光協会の公式サイトで最新の開催情報を必ず確認してください。
屋台や出店はありますか?
Q: 会場で食べ物や飲み物を買うことはできますか?
A: メイン会場である阿漕ヶ浦海岸を中心に、たくさんの屋台が出店します。
焼きそばやかき氷、唐揚げといった定番のお祭りメニューがずらりと並び、多くの人で賑わいます。
花火が始まる前に屋台グルメを味わうのも、お祭りの大きな楽しみの一つです。
子連れでも楽しめますか?
Q: 小さな子供を連れて行っても楽しめますか?
A: もちろん楽しめます。しかし、いくつかの注意点があります。
- 迷子対策:当日は大変な人混みになります。お子様と絶対に手を離さず、万が一に備えて連絡先を書いた迷子札などを持たせておくと安心です。
- 大きな音対策:花火の音は、大人が想像する以上に大きく体に響きます。小さなお子様が怖がってしまうこともあるため、鑑賞用のイヤーマフを用意したり、少し離れた静かな場所(香良洲海岸など)から鑑賞したりする工夫をおすすめします。
- トイレ:仮設トイレは設置されますが、長蛇の列ができます。早めに済ませておくようにしましょう。
- 帰りの混雑:終了後のシャトルバスや電車は非常に混雑します。お子様が疲れてしまうことも考え、少し時間をずらして帰るなどの計画を立てておくとスムーズです。
まとめ:2025年の津花火大会を満喫するためのポイント
70年以上の歴史を誇る、三重県津市の夏の風物詩「津花火大会」。
伊勢湾の夜景をバックに繰り広げられる光のショーを最大限に楽しむために、この記事でご紹介した重要ポイントを最後におさらいします。
最高の思い出を作るための鍵は、なんといっても「万全の事前準備」です。
- ポイント1:観覧場所を事前に決める|迫力を求めるなら「阿漕ヶ浦・御殿場海岸」、混雑を避けて静かに見たいなら「穴場スポット」。あなたの希望に合わせて、鑑賞スタイルをイメージしておきましょう。
- ポイント2:とにかく早めの行動を徹底|良い場所の確保、駐車場の確保、渋滞の回避。そのすべてが「早めの行動」にかかっています。特に車の場合は、お昼過ぎには現地に到着するくらいの気持ちで計画を立てるのが成功の秘訣です。
- ポイント3:当日は公式サイトで最終確認|天候による順延の有無や、最終的な交通規制の情報など、家を出る前に必ず「津市観光協会」の公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。
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