約22,000発の打ち上げ数を誇り、北海道でも最大級の花火大会のひとつである真駒内花火大会。
言わずもがな、北海道を代表する大人気の花火大会です。
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【2025】T×TGARAGE 第13回真駒内花火大会(北海道札幌市)
T×TGARAGE 第13回真駒内花火大会とは T×TGARAGE 第13回真駒内花火大会は、北海道札幌市南区で開催される北海道でも有数の大規模な花火大会。 花火、音楽、照明、炎をミックスした演出とと ...
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北海道の夏の夜空を彩る、国内最大級の光と音の祭典に、胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。
その一方、「チケットが手に入らなかった…」「今からでも楽しめる場所はあるのかな?」と、諦めかけている方はいませんか?
ご安心ください!
真駒内花火大会は、会場のチケットがなくても十分に楽しめる穴場スポットがたくさんあります。
この記事では、無料で鑑賞できる定番の場所から、目的別のおすすめスポット、さらには当日の注意点まで、あなたの花火観賞を成功させるための情報を徹底的にまとめました。
【2025年最新】真駒内花火大会の混雑状況と穴場探しのポイント
まず大切なポイントとして、メイン会場である真駒内セキスイハイムスタジアムは全席有料チケット制のため、チケットがないと中には入れません。
そのため、チケットをお持ちでない多くの方が、スタジアム周辺で少しでも花火を見ようと集まります。
特に、最寄り駅である地下鉄「真駒内駅」からスタジアムまでの道のりや、後述する穴場スポットは大変な混雑が予想されます。
当日は会場周辺で交通規制も敷かれるため、公共交通機関の利用が必須と考えておきましょう。
こうした状況で快適な穴場を見つけるには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
穴場探しで押さえるべき3つのポイント
1.見え方と迫力
花火を大きく、音の迫力も感じたいなら、必然的にスタジアムに近い場所を選ぶことになります。
ただし、その分混雑は覚悟しなければなりません。
逆に雰囲気を楽しめればOKという方は、あえて少し離れた場所を選ぶことで比較的ゆったりと鑑賞できます。
2.混雑の度合いと快適さ
「多少の混雑は仕方ない」と考えるか、「人混みを避けてのんびり見たい」と考えるかで、選ぶべき場所は大きく変わります。
特に小さなお子様連れの場合は、トイレの場所や安全に待機できるスペースも考慮すると良いでしょう。
3.帰り道のアクセス
花火終了直後は、真駒内駅が人で溢れ返り、地下鉄に乗るまでにも時間がかかることが予想されます。
駅から少し離れた場所を穴場に選んだり、少し時間をずらして帰宅したりするなどの計画も重要です。
まずはご自身が「何を一番優先したいか」決めることが、満足度の高い穴場スポットを見つけるための最大のコツです。
チケットなしでもOK!真駒内花火大会が見える無料の穴場スポット5選
「チケットはないけど、どうしても真駒内花火大会の雰囲気を味わいたい!」
そんな方のために、無料で花火を楽しめる可能性のある穴場スポットを5つ厳選してご紹介します。
それぞれのスポットの特徴や注意点を参考に、ご自身の目的に合った場所を見つけてください。
1.真駒内公園(スタジアム周辺)
会場の真駒内セキスイハイムスタジアムから100mとほど近いため、音と光の迫力を一番感じられる定番の鑑賞スポットです。
スタジアムのすぐ外に位置するため、打ち上げの轟音を肌で感じながら花火を見上げることができます。
真駒内セキスイハイムスタジアムの壁があるため、低い花火は見にくいこともありますが、基本的に多くの花火が楽しめると考えて問題ないでしょう。
公園内は広いため、場所を選べばレジャーシートを広げて座って鑑賞することも可能でしょう。
ただし、最も多くの人が集まる場所でもあるため、大変な混雑は避けられません。
特に、スタジアムの入り口付近や駅からの通り道は人が密集します。
少しでも快適に見たいなら、スタジアムから少し離れた、木々の間から花火が見えるような場所を探すのがおすすめです。
真駒内公園は「知る人ぞ知る穴場」ではありませんが、無料で、かつ会場の近くで花火を見たい人には一押しのスポットです。
- メリット: 迫力満点、アクセスしやすい
- デメリット: 大混雑、場所によっては木が邪魔になる
- おすすめな人: とにかく近くで迫力を感じたい人
2.北の沢りす公園
真駒内花火大会の会場・真駒内セキスイハイムスタジアムから北西に約1kmほどの場所にある北の沢りす公園。
藻岩山の南にある住宅街に位置している公園です。
真駒内セキスイハイムスタジアムからはほぼ直線上の高台にあるため、花火がきれいに見えます。
混雑も比較的控えめで、ゆったり花火を鑑賞したい人におすすめです。
注意点として、住宅街にあるため、近隣に駐車場はありません。
- メリット: 比較的視界を遮るものが少ない
- デメリット: 立ち見が基本、交通への配慮が必要
- おすすめな人: 短時間でもいいから花火を見たい人
3.札幌芸術の森
スタジアムから南に約2kmほど離れた場所にある「札幌芸術の森」も穴場の一つです。
高台になっているため、遠目にはなりますが花火を見渡すことができます。
中心部の喧騒から離れて、比較的落ち着いて鑑賞できるのが魅力の場所です。
花火の音は小さくなりますが、静かな環境でアートな雰囲気を楽しみながら花火を見たい方にはおすすめです。
ただし、閉園時間や駐車場利用のルールは事前に公式サイトで確認しておきましょう。
- メリット: 混雑が比較的少ない、静かに鑑賞できる
- デメリット: 花火が小さく見える、音が聞こえにくい
- おすすめな人: 人混みを避けて雰囲気を楽しみたい人
4.真駒内川緑地
スタジアムの東側を流れる真駒内川沿いの緑地も、地元の人ぞ知る穴場スポットです。
川沿いは遮蔽物が少なく、開けている場所も多いため、のんびりと花火を待つことができます。
ただし、夜は街灯が少なく暗い場所が多いため、足元には十分注意が必要です。
また、川沿いなので虫除け対策は必須です。
川沿いでの鑑賞を考える場合には、懐中電灯や虫除けスプレーを忘れずに持参しましょう。
- メリット: 座ってのんびり見られる可能性がある
- デメリット: 暗くて足元が危ない、虫が多い
- おすすめな人: 地元民のようにゆったり鑑賞したい人
5.藻岩山
札幌の美しい夜景と花火を同時に楽しめる贅沢な穴場スポットです。
山頂の展望台からは、打ち上げ場所である真駒内方面を一望できます。
ロマンチックな雰囲気に包まれながら、特別な時間を過ごしたいカップルや観光客に大人気です。
ただし、花火の大きさはかなり小さく見え、音もほとんど聞こえません。
そして、花火大会当日は山頂へ向かうロープウェイや道路が大変混雑する可能性があるほか、近年では穴場として知られてきているため会場からの距離がある割に、混雑が激しいことが予想されます。
あくまで「夜景がメインで、花火も見えたらラッキー」くらいの気持ちで訪れるのが良いでしょう。
- メリット: 夜景と花火のコラボが絶景
- デメリット: 花火がかなり小さい、アクセスが混雑する
- おすすめな人: デートや観光で特別な体験をしたい人
【目的別】こんな人におすすめ!真駒内花火大会の穴場スポット
たくさんの穴場候補があって、どこに行くべきか迷ってしまいますよね。
そこで、ここでは「誰と、どのように楽しみたいか」という目的別に、特におすすめの鑑賞スポットを絞ってご紹介します。
子連れ・ファミリーでのんびり見るなら「真駒内公園」
小さなお子様連れのファミリーには、「真駒内公園」がおすすめです。
スタジアムに隣接しているため、花火の迫力をしっかりと感じられ、子どもたちの「わー!」という歓声も聞けるはずです。
公園内は広々としているため、人混みが集中する通路から少し離れた場所を選べば、レジャーシートを広げて家族だけの空間を確保しやすいのが最大のメリット。
公園内の常設トイレが使えるため、いざという時のトイレの心配が少ないのも、親にとっては安心できる重要なポイントです。
ただし、先述の通り激しい混雑が予想されますので、できる限り早めに到着して、明るいうちに場所を決めておくことでより快適に過ごせます。
迫力より雰囲気重視!ドライブやデートなら「藻岩山」
花火の大きさや音の迫力よりも、ロマンチックな雰囲気を大切にしたいデートなら、「藻岩山」山頂が最適です。
日本新三大夜景にも認定された札幌の美しい夜景。
その中に、宝石のようにきらめく花火が浮かび上がる光景は、忘れられない思い出になること間違いありません。
ただし、繰り返しになりますが、打ち上げ場所から距離があるため花火は小さく見え、音もほとんど聞こえません。
あくまで「夜景と花火の共演」を楽しむスポットだと割り切ることが大切です。
当日は山頂へ向かうロープウェイや観光自動車道が混雑する可能性も高いため、時間に余裕を持って行動しましょう。
穴場スポットへ行く前に!知っておきたい注意点と持ち物リスト
最高の鑑賞スポットを見つけたら、あとは花火の打ち上げを待つだけ!…ですが、快適に花火を楽しむためには事前の準備が欠かせません。
ここでは、穴場スポットへ向かう前に必ずチェックしておきたい注意点と、便利な持ち物をリストアップしました。
当日の交通規制と混雑回避のコツ
花火大会当日は、会場周辺で大規模な交通規制が実施されます。
また、専用駐車場はなく、周辺のコインパーキングも満車になるため車での来場は極力避け、公共交通機関を利用しましょう。
そして最も注意すべきは、花火終了後です。
最寄りの地下鉄「真駒内駅」は、帰宅する人々で大混雑し、ホームに入るまでに大幅に時間がかかることもあります。
混雑を少しでも避けるためには、
- フィナーレの少し前に移動を開始する
- 花火終了後、30分~1時間ほどその場で余韻を楽しんでから駅へ向かう
といった対策が有効です。
虫除け・レジャーシートは必須!持ち物チェックリスト
夏の夜の屋外鑑賞を快適にするための持ち物リストです。
特に公園や緑地へ行く方は、虫除け対策を万全にしていきましょう。
- レジャーシート:地面に座ってゆっくり鑑賞するための必需品です。
- 虫除けスプレー:公園や川沿いは特に虫が多いため、必ず持参しましょう。
- ゴミ袋:出たゴミは必ず持ち帰るのがマナーです。複数枚あると分別にも便利です。
- 飲み物・軽食:会場周辺のコンビニは品薄になったり、レジが混雑したりします。事前に用意しておくと安心です。
- 羽織るもの:日中は暑くても、夜は肌寒く感じることがあります。長袖のカーディガンやパーカーが1枚あると重宝します。
- モバイルバッテリー:写真や動画を撮ったり、地図アプリを使ったりすると、スマートフォンの充電は意外と早くなくなります。
- ウェットティッシュ:屋台で何か食べた後など、何かと便利です。
- 懐中電灯:公園や河川敷など、夜道が暗い場所からの帰り道に役立ちます。スマートフォンのライトでも代用できます。
ゴミは持ち帰ろう!穴場スポットでのマナー
穴場スポットは、地域の住民の方々の生活圏でもあることを忘れてはいけません。
来年以降も美しい環境で花火を楽しむために、以下のマナーを必ず守りましょう。
- ゴミは必ず持ち帰る:自分たちが出したゴミは、責任を持って自宅まで持ち帰りましょう。
- 大声で騒がない:特に夜間は、近隣住民の方への配慮を忘れずに、静かに鑑賞を楽しみましょう。
- 私有地への立ち入り禁止:マンションの敷地内や駐車場、個人の土地など、私有地には絶対に入らないでください。
- 過度な場所取りはしない:必要以上に広い場所を確保するのは控え、周りの人たちと譲り合ってスペースを使いましょう。
【Q&A】真駒内花火大会の穴場に関するよくある質問
最後に、真駒内花火大会の穴場スポットに関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
お出かけ前の最終チェックとしてお役立てください。
Q. 無料の穴場スポットでも花火の音は聞こえますか?
A. はい、場所によりますが基本的に聞こえます。
「真駒内公園」など、スタジアムに近い場所では、ズシンと体に響く迫力満点の音も楽しめます。
一方、「藻岩山」のように距離が離れているスポットでは、音はかすかに聞こえる程度でほとんど聞こえません。
音の迫力も重視するなら、できるだけスタジアムに近い場所を選ぶのがおすすめです。
Q. 何時頃から場所取りをすれば良い?
A. 場所によりますが、人気のスポットは早めの行動が鉄則です。
最も混雑する「真駒内公園」で良い場所を確保したいなら、どんなに遅くとも17時頃までには場所取りを始めたいところです。
少し離れたスポットであれば18時頃でも間に合う可能性はありますが、いずれにせよ打ち上げ開始時刻が近付けば近付くほど、場所を見つけるのは困難になります。
Q. 雨が降った場合はどうなる?
A. 真駒内花火大会の公式発表では「雨天決行、荒天時延期予定」となっています。
多少の雨であれば花火は打ち上げられますが、台風や雷を伴う激しい悪天候の場合は、延期となる可能性があります。
当日の開催に関する最終的な判断は、必ず真駒内花火大会の公式サイトで確認してください。
まとめ:穴場スポットで2025年の真駒内花火大会を最高の思い出に!
今回は、7月12日(土)に開催される「2025真駒内花火大会」の穴場スポットについて、詳しく紹介しました。
メイン会場のチケットがなくても、無料で花火を楽しめる場所はたくさんあります。
大切なのは、ご自身の目的に合ったスポットを選び、しっかりと準備をして向かうことです。
ご紹介した穴場スポットや持ち物リストを参考に、あなただけの特等席を見つけてください。
夏の夜空を彩る大輪の花が、2025年の夏、あなたにとって最高の思い出となることを願っています。
マナーを守って、素敵な真駒内花火大会が楽しめますように!