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【2025】道新・UHB花火大会(北海道札幌市)
道新・UHB花火大会とは 毎年札幌市民が心待ちにする夏の風物詩、「道新・UHB花火大会」。 会場となるのは、札幌の中心を流れる豊平川の河川敷で、道内でも屈指の人気を誇る花火大会で、例年多くの人々が足を ...
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道新・UHB花火大会の基本情報
札幌市の夏の風物詩、「道新・UHB花火大会」は、毎年豊平川の河川敷で開催され、道内屈指の人気を誇ります。
約4,000発の花火が、50分間にわたり札幌の夜空を彩ります。
花火は3部構成。
第1部では音楽とシンクロした創作スターマインが華やかに開幕。
第2部はテーマ性のある大玉花火が夜空に迫力満点に打ち上がり、観客を魅了します。
そして第3部では、川幅を活かしたワイドスターマインがフィナーレを飾り、光のカーテンのような絶景が広がります。
川面に映る“逆さ花火”や、ビル群とのコントラストも見どころ。
札幌の街中で楽しめる、音と光が織りなす感動のひとときです。
大会名 | 道新・UHB花火大会 |
---|---|
開催地 | 北海道札幌市 |
打ち上げ数 | 約4,000発 |
開催期間 | 2025年7月25日(金) |
開催時間 | 19:40 |
荒天の場合 | 7月30日(水)に延期 |
会場 | 豊平川河川敷 |
アクセス | 東豊線 豊水すすきの駅から徒歩約10分 |
公式サイト | 道新・UHB花火大会公式ホームページ |
【定番】花火が綺麗に見える鑑賞スポット
道新・UHB花火大会を最大限に楽しむなら、やはり打ち上げ場所に近く、迫力満点の花火を体感できる定番スポットがおすすめです。
毎年多くの人で賑わうこれらの場所は、アクセスの良さと見晴らしの良さから絶大な人気を誇ります。
混雑は必至ですが、それだけの価値がある最高のロケーションと言えるでしょう。
ここでは、初めて行く方ならまず押さえておきたい、代表的な2つの鑑賞スポットをご紹介します。
豊平川河川敷(南大橋~幌平橋)
花火大会のメイン会場ともいえる豊平川の河川敷は、打ち上げ場所の目の前で花火を鑑賞できる特等席です。
特に、打ち上げが行われる南大橋から幌平橋にかけてのエリアは、視界を遮るものがほとんどなく、花火の壮大なスケールと音の反響を全身で感じることができます。
観覧スペースは広大ですが、無料のため、人気の場所は早い時間から多くの人で埋め尽くされます。
特に、打ち上げ場所に近い中央区側の河川敷は大変な混雑が予想されるため、良い場所を確保するには午後のできるだけ早い時間帯からの場所取りが欠かせません。
地下鉄幌平橋駅や中島公園駅からのアクセスが便利ですが、当日は駅構内から地上に出るまでにも時間がかかることを覚悟しておく必要があります。
大迫力の花火を間近で楽しみたいという方にとって、これ以上の場所はないでしょう。
中島公園
会場の豊平川河川敷に隣接する中島公園も、古くから親しまれている定番の鑑賞スポットです。
河川敷の喧騒から少しだけ離れ、緑豊かな環境で花火を楽しめるのが魅力です。
公園内は広々としており、場所によっては木々の間から風情ある花火を眺めることができます。
特に、公園の東側、豊平川に近いエリアは比較的花火が見やすいとされています。
河川敷ほど視界は開けていませんが、その分、少し落ち着いた雰囲気で鑑賞したい家族連れなどにおすすめです。
ただし、こちらも非常に人気の高いスポットであるため、混雑は避けられません。
特に地下鉄中島公園駅は会場への最寄り駅の一つでもあるため、多くの人でごった返します。
公園内の日本庭園や豊平館などを背景に上がる花火もまた格別ですが、建物や樹木によって視界が遮られる場所も多いため、鑑賞場所は慎重に選びたいところです。
事前に園内を散策し、花火が見えそうな開けた場所を見つけておくと良いでしょう。
【穴場】混雑を避けて花火を楽しむスポット5選
「定番スポットの混雑は避けたいけれど、花火はしっかり楽しみたい」という方のために、少し視点を変えた穴場スポットをご紹介します。
これらの場所は、打ち上げ会場から少し距離があったり、特定の条件が必要だったりしますが、その分ゆったりと鑑賞できる可能性があります。
人混みを避けて、自分たちだけの特別な空間で花火を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ロマンチックな夜を演出したいカップルや、小さなお子様連れの家族にもおすすめです。
幌平橋
打ち上げ会場のすぐ隣に位置する幌平橋は、実は絶好の穴場スポットになり得ます。
橋の上からは、打ち上げられる花火をほぼ真横から、非常に近い距離で眺めることができます。
視界を遮るものが何もなく、川面に映る花火も楽しめるため、写真撮影にも最適なロケーションです。
ただし、橋の上は通常、安全確保のために立ち止まっての観覧が禁止されています。
そのため、多くの人は橋を通り過ぎてしまいますが、人の流れが比較的スムーズなタイミングを狙えば、歩きながらでも大迫力の花火を堪能することが可能です。
橋の中央付近が最も見やすいポイントですが、混雑を避けるなら少し端に寄るのが良いでしょう。
あくまで「歩きながら観る」ことが前提となるため、落ち着いて座って鑑賞したい方には不向きですが、短時間で最高の景色を目に焼き付けたいという方には、これ以上ない贅沢なスポットと言えるかもしれません。
さっぽろテレビ塔
札幌のシンボル、さっぽろテレビ塔の展望台からは、眼下に広がる札幌の夜景と花火の共演という、他では味わえない特別な景色を楽しむことができます。
地上約90メートルの高さから見下ろす花火は、地上で見るのとはまた違った趣があり、非常にロマンチックな雰囲気を演出してくれます。
料金はかかりますが、定員制のため混雑とは無縁の快適な環境で、ゆっくりと花火を鑑賞できるのが最大のメリットです。
天候に左右されずに楽しめるのも嬉しいポイントです。
ただし、豊平川の打ち上げ会場までは2km弱と少し距離があるため、花火の音や迫力を肌で感じたいという方には物足りないかもしれません。
また、混雑具合によっては、入場規制がかかり、行くタイミングが遅いと、エレベーターで上まで登れなくなってしまうかもしれないので、早めに行くのをおすすめします。
夜景と花火の美しいコラボレーションを優雅に楽しみたい大人向けの穴場スポットです。
ノルベサの観覧車
すすきののランドマークでもある商業施設「ノルベサ」の屋上観覧車「ノリア」も、ユニークな穴場スポットの一つです。
約10分間で1周する観覧車の中から、プライベートな空間で花火を鑑賞できます。
観覧車が最も高い位置に達したタイミングで花火が見えれば、忘れられない思い出になることでしょう。
花火大会当日は、非常に人気が高いため早めにチケットを入手する必要があります。
観覧車に乗っている時間は限られているため、花火大会の全編を観ることはできませんが、「クライマックスだけを特別な場所で楽しみたい」といったピンポイントな楽しみ方ができます。
花火が見える方角は限られますが、友人や恋人と一緒に、周りを気にせず盛り上がりたい方にはぴったりの選択肢です。
旭山記念公園
打ち上げ会場から西側に位置する旭山記念公園は、札幌市街を一望できる夜景スポットとして有名ですが、花火鑑賞の穴場としても知られています。
標高137.5メートルの高台にあるため、遠くに打ち上がる花火と札幌市街の夜景を同時に楽しむことができます。
会場の喧騒からは完全に切り離され、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと花火を鑑賞できるのが最大の魅力です。
打ち上げ場所からは3km程度の距離があるため花火は小さく見えますが、その分、全体のプログラムをじっくりと見渡すことができます。
広い公園内にはベンチなども設置されており、レジャーシートを広げてピクニック気分で楽しむ家族連れも多く見られます。
アクセスはバスか車になりますが、駐車場は花火大会当日は大変混雑し、早い時間に満車になる可能性が高いので注意が必要です。
藻岩山
さらにダイナミックな景色を求めるなら、藻岩山(もいわやま)の山頂展望台がおすすめです。
標高531メートルの山頂からは、「日本新三大夜景」にも認定された壮大な札幌の夜景が広がり、その夜景の中に花火が咲き誇るという、まさに絶景を堪能できます。
花火の大きさは旭山記念公園よりもさらに小さくなりますが、その美しさは格別で、写真愛好家にも人気のスポットです。
山頂へはロープウェイとケーブルカーを乗り継いでアクセスします。
花火大会当日は、山頂を目指す多くの人でロープウェイが混雑することが予想されるため、時間に十分な余裕を持って行動することが大切です。
※混雑状況によって入場制限が掛かる可能性がある、と公式サイトに記載あり。
大迫力の音や臨場感を求めるのではなく、札幌の美しい夜景と花火が織りなす芸術的な風景を静かに楽しみたいという方に、ぜひ訪れてほしいプレミアムな穴場スポットです。
花火鑑賞を快適にするための注意点
素晴らしい花火大会の思い出を、より快適で安全なものにするためには、事前の準備が欠かせません。
特に多くの人が集まる人気のイベントでは、少しの知識と準備があるだけで、当日のストレスを大きく軽減できます。
場所取りのタイミングから、持っていると便利なアイテム、そして最も重要なアクセス方法まで、事前に知っておくべきポイントをまとめました。
これらの注意点をしっかり押さえて、当日は心から花火を楽しめるように万全の態勢で臨みましょう。
場所取りのルールとおすすめ時間
良い場所で花火を鑑賞するためには、場所取りが重要な鍵を握ります。
メイン会場となる豊平川河川敷の無料観覧エリアは、早い者勝ちです。
特に打ち上げ場所が正面に見える人気のスポットは、午前中から場所取りを始める人もいるほどです。
遅くとも昼過ぎには行動を開始しないと、視界の良い場所を確保するのは難しいでしょう。
一方で、過度に広いスペースを確保したり、長期間無人で放置したりするのはマナー違反であり、トラブルの原因にもなります。
周囲の人への配慮を忘れず、節度ある場所取りを心がけましょう。
また、立入禁止区域や危険な場所での鑑賞は絶対に行わないでください。
当日は係員の指示に従い、安全に楽しめる場所を選ぶことが何よりも大切です。
あると便利な持ち物リスト
花火鑑賞を快適に過ごすために、持ち物の準備は万全にしておきましょう。
まず必須なのは、地面に座るためのレジャーシートです。
人数に合った大きさのものを用意しましょう。
また、自分たちで出したゴミを持ち帰るためのゴミ袋は、マナーとして必ず持参してください。
夏の夜は虫が多いため、虫よけスプレーもあると安心です。
暑さ対策として、うちわや携帯扇風機、汗拭きシートなども重宝します。
夜は意外と冷え込むこともあるため、薄手の羽織るものを一枚持っていくと体温調節に役立ちます。
そして、意外と忘れがちなのがモバイルバッテリーです。
友人との連絡や写真撮影でスマートフォンの充電は消耗しがちなので、持っていると安心感が違います。
暗い夜道を安全に帰るために、小さな懐中電灯やスマートフォンのライト機能が役立つ場面もあるでしょう。
当日のアクセス方法と交通規制
花火大会当日は、会場周辺で大規模な交通規制が実施されます。
毎年18時頃から23時頃まで、豊平川にかかる橋や周辺道路が車両通行止めとなるため、自動車での来場は非常に困難です。
公共の駐車場も用意されていないため、アクセスは地下鉄などの公共交通機関を利用するのが基本となります。
会場の最寄り駅は、地下鉄南北線の「中島公園駅」「幌平橋駅」、東豊線の「学園前駅」などです。
ただし、どの駅も当日は大変な混雑が予想され、駅から地上に出るだけでも時間がかかる場合があります。
特に帰りは駅に入場規制がかかるほど混雑が激しくなるため、切符の購入で並ぶ時間を省けるよう、ICカード乗車券(SAPICAなど)への事前のチャージや、往復切符の購入を強くおすすめします。
混雑のピークを避けるため、少し早めに会場を後にするか、逆に時間をずらして帰宅するなどの工夫も有効です。
まとめ:自分に合った穴場スポットで花火大会を満喫しよう
札幌の夏の夜を象徴する「道新・UHB花火大会」。
今回は、その魅力を最大限に味わうための様々な鑑賞スポット・穴場スポットをご紹介しました。
打ち上げ場所の目の前で、音と光の迫力を全身で感じられる豊平川河川敷や中島公園といった定番スポットは、やはり多くの人が集まるだけの価値がある最高のロケーションです。
一方で、人混みを避け、少し違った角度から花火を楽しみたい方には、
- 橋の上からダイナミックに眺める幌平橋
- 札幌の夜景との共演が美しいさっぽろテレビ塔や藻岩山
- プライベートな空間で楽しめるノルベサの観覧車
- そして落ち着いて鑑賞できる旭山記念公園
など、多彩な穴場スポットが存在します。
どこで観るかによって、花火大会の楽しみ方は大きく変わってきます。
「とにかく迫力を感じたい」「ロマンチックな雰囲気を大切にしたい」「家族でゆったり過ごしたい」など、あなたが思い描く理想の過ごし方に合わせて、最適な場所を選んでみてください。
そして、当日は場所取りのルールを守り、必要な持ち物を準備し、交通規制の情報を事前にしっかりと確認することが、心から花火を楽しむための重要なポイントです。
事前の準備を万全にして、札幌が誇る夏の風物詩を心ゆくまで満喫し、忘れられない素晴らしい夏の思い出を作ってください。
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